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平成28年度PRTR届出外排出量推計等検討業務
最終更新日:平成29年6月26日
環境省
化管法第9条に基づくPRTRの届出外排出量のうち、すそ切り以下事業者等を除く排出源(農薬や塗料、自動車等の非点源排出源)に係る排出量について、統計データやアンケート調査で収集したデータ等を用いて平成27年度分の非点源排出量の推計を行った。
製品種類ごとの全国出荷量や平均含有率、分野別の需要割合、平均排出率等のデータを収集し、以下に示す排出源ごとに非点源排出量(平成27年度分)を推計した。
移動体の種類ごとに車種別(機種別)の走行量や稼働時間、燃料消費量等の活動量を推計し、それに排出係数を乗じて、以下に示す排出源ごとに非点源排出量(平成27年度分)を推計した。
その他の排出源についても、統計データや排出係数等を収集・整理し、以下に示す排出源ごとに非点源排出量(平成27年度分)を推計した。
推計された届出外排出量を中心として、PRTRの公表資料となる各種図表を作成した。
排出源ごとの非点源排出量の経年変化を整理し、年度ごとの主な増減理由を整理した。また、PRTR届出・届出外合計排出量に占める届出外排出量の割合が大きい物質について、経年変化とその理由について整理した。
排出源 | 対前年度比 | 主な増減理由 |
農薬 | ▲6.2% | D-D、クロロピクリン等の出荷量が減少したため |
殺虫剤 (防疫用) |
▲23.6% | キシレン等の溶媒が他の物質に代替されたことや、製品の販売量が減少したため |
下水処理施設 | ▲0.9% | 下水処理施設への対象化学物質の流入量が減少したため(主に非点源由来の流入量の減少) |
物質番号 | 物質名 | 経年変化の理由 |
農薬 | 2-アミノ エタノール |
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* 図・表の出典:平成28年度PRTR届出外排出量推計等検討業務報告書 (平成29年3月、株式会社環境計画研究所)