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平成26年度化学物質安全対策(すそ切り以下事業者排出量推計手法、
オゾン層破壊物質及び低含有率物質の排出量推計手法に関する調査)
【2. オゾン層破壊物質と低含有率物質の排出量の推計】
最終更新日:平成27年5月25日
経済産業省
化管法第9条に基づくPRTRの届出外排出量のうち、オゾン層破壊物質に係る排出量及び製品の使用に伴う低含有率物質の排出量について、アンケート調査等に基づいて収集したデータを使用して推計を行うと共に、信頼性を向上させるための推計方法の課題について検討を行った。
主に下記の用途に使用されているオゾン層破壊物質の排出量のうち、化管法の届出外排出量に関係する21物質について、関係団体から数値情報を収集して、これらの物質を使用する製品のライフサイクルの段階(市中稼働時、廃棄時等)ごとに活動量を推計し、それに排出係数を乗じて平成25年度の排出量を推計した。
これらの推計結果は4つの省令区分(対象業種、非対象業種、家庭及び移動体)に配分して排出量を集計した。
用途 | ライフサイクルの段階 | 省令区分 | 排出量(トン/年) | ||
CFC-11 | CFC-12 | ・・・ | |||
業務用冷凍空 調機器 |
稼働時 | 対象業種 | ・・・ | ||
非対象業種 | ・・・ | ||||
廃棄時 | 対象業種 | ・・・ | |||
非対象業種 | ・・・ | ||||
・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ |
建築用断熱材として使用されている硬質ウレタンフォーム、及び押出発泡ポリスチレンに係る排出量の推計方法を見直し、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change; 気候変動に関する政府間パネル)のガイドラインに準拠した推計方法を構築した。
用途 | 排出量 | |
従来の推計方法 | 新たな推計方法 | |
発泡プラスチック製造時 |
推計対象外 | 推計対象外 |
市中使用時 |
推計対象 | 推計対象 |
廃棄時・廃棄後 |
推計対象外 | 推計対象 |
PRTRでは、対象化学物質が1%以上(特定第一種指定化学物質は0.1%以上)含まれる製品の使用に伴う排出量が届出対象であり、それに満たない「低含有率物質」は届出外として国が推計することになっている。そのような低含有率物質のうち、これまで信頼できる情報が得られた石炭火力発電所で使用される石炭の燃焼に伴う平成25年度の排出量を推計した。
物質 番号 |
物質名 | 排出量(kg/年) | ||
大気 | 公共用 水域 |
合計 | ||
31 |
アンチモン及びその化合物 |
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75 |
カドミウム及びその化合物 |
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87 |
クロム及び三価クロム化合物 |
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・・・ |
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