HOME > 事業内容 > VOC排出インベントリ推計の概要
最終更新日:平成28年7月13日
VOCの排出抑制対策の進捗状況の把握という目的に照らし合わせ、以下のような条件で推計対象を選定した。
文献調査やヒアリング等により情報収集を行い、VOC排出インベントリ検討会において推計方法を検討した。推計における対象の漏れや重複がないようデータの精査を行い、業界団体へのヒアリング等により、可能な限りVOCの使用・排出の実態が正確に反映される形で推計した。 また、新たなデータを使用する可能性や推計方法の改善等についても、過年度より継続して検討している。推計方法は、主に以下の2種類である。
推計方法 | 発生源品目 | 情報収集の方法 |
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【1】 VOC含有製品の出荷量、含有率、排出係数等による排出量推計 |
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【2】 自主行動計画及びその捕捉率による排出量推計 |
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推計に必要なデータを収集し、以下のような区分で排出量を推計する。それぞれ、排出抑制対策の実施主体の把握や、シミュレーションにおける排出抑制効果の確認等を目的としている。
推計区分 | 内容 |
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発生源品目別 | 塗料、接着剤といった「発生源品目」別 |
業種別 | 化学工業、プラスチック製品製造業といった業種別 |
都道府県別 | 47都道府県の別 |
物質別 | トルエン、キシレン等のVOC成分別 ※一部は「工業ガソリン4号」のような混合物として排出量を整理 |