HOME > 事業内容 > 平成26年度有害化学物質含有製品の代替等の加速化検討業務
最終更新日:平成27年5月25日
環境省
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の附属書に追加掲載されたパーフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という。)又はその塩に関する情報収集を行い、主に消火薬剤(消火器及び泡消火装置用)として我が国に存在している市中在庫量を推計するとともに、半導体用レジスト等のエッセンシャルユース (不可欠用途) における代替状況をとりまとめた。
消火器のPFOS含有状況や、消火器の処理実績等に関する情報について業界団体へヒアリングを行って把握するとともに、PFOS含有廃棄物の処理を行う事業者へアンケート調査を実施することにより業界団体を経由せずに処理されたPFOS含有消火器の処理量を併せて把握し、市中在庫量の推移を推計した。
泡消火薬剤出荷量の用途別(需要分野)の内訳、PFOS含有泡消火薬剤の累積出荷量、業界団体において特定した立体駐車場のPFOS在庫量等の情報を整理し、PFOSの市中在庫量の予測範囲を示した上で市中在庫量の推計を行った。
業界団体へのヒアリングにより、半導体レジスト・圧電フィルタのエッチング剤等のPFOSの代替状況を把握するとともに、海外におけるPFOS代替状況を整理した。