HOME > 事業内容 > 平成25年度船舶・航空機排出大気汚染物質削減に関する検討調査業務
最終更新日:平成26年6月12日
環境省
航空機排出ガスについて、羽田空港を対象に航空機や空港内作業車等から排出された大気汚染物質が、周辺の大気環境に与える影響を把握するため、航空機排出ガス専用のシミュレーションモデル(EDMS)を用いて計算を実施した。
船舶排出ガスについて、東京湾浦賀水道を航行する船舶から排出される大気汚染物質が周辺の大気環境に与える影響を把握するため、船舶航行量データ(AISデータ)からNOx及びSOXの排出量を推計し、拡散計算を実施した。
航空機及び船舶排出ガスの規制に係る国際的な動向を把握するため、IMO及びICAOにおける会議資料を中心に知見の収集を行った。
EDMSを用いて表に示す計算条件にてシミュレーションを実施し、発生源別の影響範囲、寄与率を算出した。シミュレーション結果の再現性は、周辺の常時監視局における測定結果との比較により検証した。
神奈川県観音崎公園における大気汚染物質濃度と浦賀水道を航行する船舶から排出された大気汚染物質との関連性を把握するため、実測期間中の船舶航行データを用いて排出量を推計し、拡散計算を行った。
今後の政策に資することを目的として、以下の項目を調査・整理した。