自動車騒音常時監視に係る技術支援業務

最終更新日：平成26年6月12日

契約先

民間団体等

概要

　　自動車騒音の常時監視について、自治体の常時監視計画及びその運用を行った実績に基づき、法制度の考え方から常時監視に活用するGISシステムの操作方法まで包括的な技術支援を行った。
　　技術支援の対象は民間企業であり、今後の騒音の常時監視業務を実施していくための技術的な事項について、測定現場での留意点も含め、実務経験を踏まえた情報提供・支援を実施した。

 

業務内容の紹介

　　以下の項目について技術支援を行った。
　　常時監視結果をとりまとめるにあたっては、現場での調査手法のみならず、法制度に対する基礎理論の理解が不可欠であるため、技術支援のプログラムは、その点を意識し組み立てた。

＜技術支援の内容＞

1. 自動車騒音の常時監視等についての概要
   自動車騒音の常時監視に係る制度、騒音規制法の考え方(各主体の役割等)について 解説した。
2. 自動車騒音の常時監視の進め方
   環境省の「自動車騒音常時監視マニュアル」を参考に、実例を踏まえながら、自動車騒音の常時監視の進め方について解説した。
   自動車騒音の予測式(ASJ RTN-Model 2008)の理論、考え方について解説した。
3. 面的評価支援システムの操作方法の実演
   環境省が公開している自動車の常時監視を支援するためのプログラム＠面的評価支援システム」について操作方法を実演した。
4. 常時監視結果のとりまとめ方
   常時監視結果の報告書や環境省報告様式へのとりまとめ方を解説した。
5. 現場での留意事項等
   自動車騒音の常時監視をを実施するに当たっての現場での留意事項、申請書類の作成方法等について解説した。