英国ロンドン、国際海事機関(IMO)本部周辺の様子
英国国会議事堂の対岸、やや南側に位置するIMO本部にて海洋環境保護委員会(MEPC)等の国際会議が開催され、海洋環境等に関する議論が行われています。
国際海事機関(IMO)本部(英国、ロンドン)で開催された海洋環境保護委員会(MEPC)第64回会合(2012年10月1日〜5日)
写真は、10月1日の全体会合(plenary)の開始前の様子。
本委員会では、バラスト水管理条約の条文の解釈や実施に関するスケジュール、船舶からの温室効果ガス(GHG)排出削減に関する国際的な技術移転・協力の枠組み等についての議論が行われました。
ワーキング・グループの様子
複数のワーキング・グループが設置され、個別の部屋に分かれて各議題について詳細な議論が行われました。
コーヒーブレイク中
各国代表の間で様々な議論や情報交換が行われました。
国際海事機関(IMO)本部(英国、ロンドン)で開催された海洋環境保護委員会(MEPC)第65回会合(2013年5月13日〜17日)
写真は、5月17日の全体会合(plenary)の様子。
本委員会では、バラスト水管理条約の実施に関するスケジュールやサンプリング手順、船舶からの温室効果ガス(GHG)排出削減に関する国際的な技術移転・協力の枠組み等について議論が行われました。
GHGに関する技術移転等に関しては各国の主張が分かれて結論が出ない状況が続いており、最終日(5/17)の全体会合でも予定時刻を超過して議論が行われましたが、議長、事務局及び各国代表の努力により、ようやく合意が得られた議題も少なからずありました。
なお、2003年〜2013年の10年間にわたり本委員会の議長を務めたキプロスのMr. Andreas. Chrysostomouに対し、委員会は感謝の意を表し、最終日(5/17)の全体会合終了時に、MEPC.241 (65) 「APPRECIATION OF THE SERVICES TO THE MARINE ENVIRONMENT PROTECTION COMMITTEE BY MR. ANDREAS CHRYSOSTOMOU」(Andreas Chrysostomou氏のMEPCへの貢献に対する感謝)という「決議」がを採択されするとともに、大きな拍手が送られました。 |