太陽光発電による売電事業について

最終更新日：平成27年6月11日

  各設置場所における売電電力量は、 各地点の１日ごとの日照条件によって大きく影響を受け、悪天候の日は晴天時の数分の１程度にまで低下します。また、季節によって日の出から日の入りまでの時間の長さが異なり、太陽の南中高度も異なるため、晴天時の売電電力量は一般に「夏季」に近づくほど多くなる傾向が見られます（図3・図4）。
 

図3 1日ごとの日照時間と売電電力量の関係の例（栃木県佐野市）

図4 1日ごとの日照時間と売電電力量の関係の例（千葉県長生郡白子町①）

   季節によって日の出から日の入りまでの時間の長さが異なることは、時間帯別の売電電力量を２月と５月で比較した結果にも顕著に表れています（図5・図6）。例示した栃木県佐野市の場合、２月では午前７時を過ぎないと売電が始まりませんが、５月になると午前５時頃から売電が始まっており、売電を行う時間の長さが１日の売電量を増やす大きな要因になっています。
 

図5 時間帯別の売電電力量の例（栃木県佐野市：H27.2）

図6 時間帯別の売電電力量の例（栃木県佐野市：H27.5）

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