HOME > 事業内容 > 平成24年度環境対応技術開発等(すそ切り以下事業者排出量推計手法、オゾン層破壊物質 ...
平成24年度環境対応技術開発等(すそ切り以下事業者排出量推計手法、
オゾン層破壊物質及び低含有率物質の排出量推計手法に関する調査)
【1. すそ切り以下排出量の推計】
最終更新日:平成26年6月12日
経済産業省
化管法第9条に基づくPRTRの届出外排出量のうち、すそ切り以下事業者に係る排出量(すそ切り以下排出量)について、全国出荷量やアンケート調査等に基づいて収集したデータを解析して推計を行うとともに、信頼性を向上させるための推計方法の見直しについて検討を行った。
製品種類ごとの全国出荷量や平均含有率、分野別の需要割合、平均排出率等のデータを収集し、以下のような排出源について主要な対象化学物質に係る平成23年度のすそ切り以下排出量をトップダウン式に推計した。
事業者へのアンケート調査で得られた対象化学物質別の取扱量や排出率等のデータと統計データを組み合わせることにより、平成23年度のすそ切り以下排出量(上記の排出源別排出量推計手法による排出量を除く)をボトムアップ式に推計した。
東日本大震災(H23.3.11)の発生により、すそ切り以下事業者の事業活動にも少なからず影響があったと考えられるため、すそ切り以下事業者からの排出量について、震災影響を考慮した補正の必要性について検討した。
排出源別の排出量推計は関係業界団体より提供された対象化学物質の出荷量データ等によって推計を行っているが、提供されるデータは主なごく一部の物質に限られる。そこで、アンケート調査で得られた用途ごとの物質の情報に基づき、推計可能な物質の範囲を拡充する方法を提案した。